綾瀬はるかさんがテレビCMで宣伝しているスチームアイロン(衣類スチーマー)。おすすめはどれでしょう?私もこのCMがきっかけで購入を考えました。お悩みのかたは参考にしてください。
スチームアイロン(衣類スチーマー)とは?
正式名称は衣類スチーマーです。蒸気を使うことによってハンガーにかかっている状態で衣類のしわ伸ばしなどで使えるアイロンです。
しわを伸ばすだけでなく、脱臭、除菌効果も期待できます。パナソニックのHPを見ると、以下のものに効果があるとされています。
生乾き臭、ペット臭、タバコ臭、汗臭、飲食臭、加齢臭、防虫剤臭
菌、ダニ、花粉
比較3選
ヨドバシドットコムでT-fal、パナソニック、東芝製の3社、7品目について調べました。各社とも代表的なものの詳細を以下に記載します。7製品すべての比較は一番下の一覧表を参照ください。
いずれのものも、ウール、カシミヤ、シルクなどはアイロンヘッド(スチームヘッド)を直接生地にあてず、衣類から離して使う必要があります。
T-fal
ハンガーにかけた状態でのスチームを意識したデザインが特徴です。
パワー面で見れば今回比較した3社で1番です。逆にいうと、一般的なアイロンの使い方(アイロン台の上でかける方法)はできません。
スチーム時間が長い分タンク量も多く、他より若干重いのも特徴です。ハンガー掛けでの使用に特化するなら、これで良いかと思います。
◆型番:DT8100J0
◆スチーム量:20g/分
◆立ち上がり時間:40秒
◆タンク量:185ml
◆スチーム持続時間:18分
◆重量:1220g
◆価格(2020年10月25日ヨドバシドットコムの価格):9,870円
他に数種あり
Panasonic
ハンガーにかけた状態で360°どの状態で使用できるのが特徴です。右利きの人が左側のそでを上から下にかけて当てるようとすると、どうしてもかなりの角度になってしまうので、便利です。
パワー面では弱いですが、ちょっとしたときに、シャツ1枚分のしわ伸ばし程度であれば十分でしょう。
通常のアイロン台を使った使い方もできます。
◆型番:NI-CFS760-C
◆スチーム量:11g/分
◆立ち上がり時間:23秒
◆タンク量:115ml
◆スチーム持続時間:10分
◆重量:745g
◆価格(2020年10月25日ヨドバシドットコムの価格):11,440円
他に小容量のものあり。
東芝
コードレスが設定されているのが特徴です。とこでも気軽に使えるので便利です。パナソニック同様に、ちょっとしたときのシャツ1枚分のしわ伸ばし、程度であれば十分でしょう。コードレスゆえスチーム持続時間は短いものの、設置台でに置けばすぐ適温になるので、数回に分けてという使い方もできます。
こちらも、通常のアイロン台を使った使い方もできます。
◆型番:TAS-X5
◆スチーム量:12g/分
◆立ち上がり時間:50秒(低温時)
◆タンク量:65ml
◆スチーム持続時間:90秒(コードレス時)
430秒(コード付時)
◆重量:710g
◆価格(2020年10月25日ヨドバシドットコムの価格):14,300円
(TAS-FV450-H)
ケース分けおすすめ3選
用途別におすすめを考えてみました。
スーツなど厚めの生地が多い方
T-falのDTシリーズをおすすめします。
スチーム量が20g/分で比較した7品では断トツです。
付属ブラシも付いているので、スーツなどの厚手の生地はブラッシングしながらの使用が良いでしょう。
急ぎでシャツ1枚しわを伸ばしたい方
久しぶりの洋服を着ようと思ったらタンス/クローゼットの中でしわになっていた。急いでしわを伸ばしたい、という時には電源投入後23秒で使用できるパナソニックのCIシリーズをおすすめします。
コードが邪魔
ハンガーにかかっている状態での使用なので、コードが邪魔に感じる可能性はあります。そんな方には東芝のコードレスをおすすめします。
これ1台で通常のアイロンとしても使いたい方
Panasonic、東芝はアイロン台の上で一般的なアイロンとしての使い方もできますので、普段は一般的な使い方、急ぎの時にハンガー掛け状態で、という使い方ができます。
まとめ
コスパで見るなら、T-fal製でしょう。比較した中では断トツのスチーム量を持ちながら1万円を切ります。
2台目の、ちょっとしたときに使いたい、というのであれば値は張りますが、パナソニック製ではないかと思います。