【初心者のドラマー必見】一つ上のステップに進むコツ

ドラムを何年もやっているがいまいち、と思っておられる方、何をすれば良いか、気に付ければ変わるのでしょうか?ちょっとしたことで上達できますので、参考にしてください。

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上手いドラマーとは?

上手いドラマーとは、どういう状態を指すのかを考えてみると、

リズムが一定である

途切れない/止まらない

走らない

などが挙げられるでしょうか?

周りの演奏者の立場からすると、テンポが速い(速すぎる)、リズムが速くなったりゆっくりになっりで、ついていけない(一体感が出ない)。途中で止まってしまって(途切れてしまって)合わないなどが困る要因かと思います。

では、そうならないためにはどうしたら良いでしょうか?

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ドラムの立場は?

ドラムは演奏者皆のリズムを作るものです。ドラムがいないと、皆それぞれのリズムで演奏してしまって、まとまりのないものになってしまいます。ドラムがあることによって、周りの演奏者がそのリズムに合わせ演奏、まとまったものとするものでしょう。

言い換えると、メトロノームの代わりだと思います。

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ドラマーにとって大事な事

メトロノームのテンポが速くなったり、遅くなったり、また途中で止まってしまうと周りの演奏者は戸惑います。よって、リズムを一定にすることを心掛けるのと同時に、何よりドラムのリズムを止めない事だと思います。間違ってしまっても、とにかく止まらない事だと思います。

周りの演奏者にとって、何の(どの)音を聞いてリズムをとっているかと言えば、恐らくスネアの後でしょう。ハイハットの音に合わせている人がもしかするといると思いますが、バスドラの音に合わせリズムをとっている人はいないと思います。

とにかく、スネアのタイミングだけ一定にしておけば、周りはついてくると思います。

演奏していると、たまにスティックが折れてしまう事、飛んで行ってしまうことがあると思います。
そんな場合でも、慌てず、とにかくスネアだけ打ち続けていけば、周りは気付かずそのまま曲は進みます。

そういう意味でも、スティックはスペアを近くに置いておくと良いでしょう(フロアタムに引っ掛けるものが良くあります。これをしっかり使い、直ぐにスペアを取れるようにしておくと良いです)。

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ドラムのそれぞれの役割

ドラムは、ハイハットシンバル、スネア、バスドラム、タム、クラッシュシンバル、ライドシンバルで一つのセットとなっています。

ハイハット

スネア、バスドラムを打つタイミングを作るベースのリズムです。8ビートだと、ハイハットを1、2、3、4、、、、、8と8回打つ間の3と7にスネアを入れるのが一般的です。
曲調により、1と5や、1、3、5、7、にバスドラムを入れたりします。

スネア

よくアカペラで歌を歌うときに、手拍子として入れるタイミングと同じタイミングで使うのがスネアです。曲として一番大事なタイミングをつかさどるのがスネアです。

バスドラム

曲調を作るのがバスドラムです。

ハード系だと、ドッタ、ドドタのドのタイミング(タはスネア)、上記の8のベースリズムでいうと1、5、6、スローテンポの曲だドッタドド、1、4、5のタイミングなどです。
ベースのリズムと一緒のタイミングであることが多いのも特徴です。ベースとタイミングを合わせるというのも、一つ大事なポイントです。

ライドシンバル

ハイハットと同じような使い方です。曲間やサビの部分で使い、ドラムの雰囲気を変える効果があります。JAZZだとタンタタタン、タンタタタンと独特のリズムを形成します。

タム

いわゆるフィル、おかずで使うことが多く、Aメロ→Bメロ、Bメロ→Cメロにに変わるタイミングで使うアクセントです。これのリズムがあることによって、ドラムの存在感がアピールできますが、
これがなくても曲としては成立します。

クラッシュシンバル

これもアクセントで使います。

曲のはじめ、終わり、メロディーが変わるタイミングなどで入れます。

クラッシュシンバルは、アクセント、タムもメロディーが変わる部分でのアクセント、ライドシンバルは使い方はハイハットと同じですが、ハイハットとイメージを変えるものです。

必要最低限のリズム

ハイハット、スネア、バスドラムがあれば、必要最低限として成立します。

上述のように、アカペラなどではスネアのタイミングでおのずと手拍子を入れたりしますので、まずはスネアが大事です。ただ、スネアだけだと、スネアを打つタイミングに安定感が出ません。気づかないうちに、速かったり遅かったりなってしまいますので、そのスネアのタイミングを正確にさせるのがハイハットです。ハイハットを一定に打ち、必要なタイミングにスネアを入れます。

ハイハットだけでもリズムは作れますが、アクセントがないので、ずっとハイハットだけで曲を演奏すると、スネアであろうタイミングもわからなくなってしまします。逆にハイハットがないと、一定のリズムを作るのが難しいのです。

バスドラがなくても成立しないこともないですが、曲が薄くなりすぎるのであった方が良いでしょう。

裏方

直接楽器ではありませんが、もう一つ大事なパートがあります。

それは左足です。

ハイハットのリズムを一定化させるのに大事なもの、またフィルの時に元々のリズムをキープするために使います。

スローテンポなら、ハイハットと同じタイミングで、少し早ければ一つ置きで(8ビートに対し4ビート、1、3、5、7のタイミング)で左足を上下させ、大元のリズムを作ります。ハイハットがあればリズムは一定化できるのですが、もっと安定しているのが左足でのリズムです。

また、フィルの時はハイハットをたたいていないケースが多いので、リズムがくるいがちなので、ここを左足でのリズムをキープしながらフィルをたたけば、曲の途中で、フィルの時だけ、速くなる、遅くなる、が防げます。

注意しないといけないのは、左足を上下させるときに、ハイハットを開け閉めしない事です。

つま先には力を入れてハイハットを開け閉めしないようにし、かかとだけ上下させてあげればハイハットの音に影響を与えずリズムを作れます。

練習

曲によって、ハイハットを途中でオープンにすることもあるので、左足でリズムをとることは難しいことではないと思いますが、曲によっては練習を伴うのもあるかと思います。
ハード系で、ドッタ、ドドタのリズムの場合、1~8のハイハットリズムでいうと、1、5、6がバスドラ、1、5(若しくは1、2、3~8すべて)が左足のリズムとなります。

スローテンポのドッタドドンだとバスドラが1、4、5の対し左足がやはり1、5(若しくは1~8すべて)。

いきなりできない人は、足だけの練習をするのが良いと思います。

他にも、タッタッタドタド(タがスネア、ドがバスドラ)は練習が必要かもしれません。

まとめ

左足を使ってベースとなるリズムを作って、リズムが一定になるように気を付け、とにかくスネアは止めないという事で1曲が連続でき、周りの演奏者も困らないドラムになるとと思います。伸び悩んでいる方はぜひ試してみて下さい。

音楽
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